柳井市の空き家を手放したいときの相談先|窓口・空き家バンク・解体補助金【山口県】
こんなお悩み、ありませんか。
- 柳井市にある親の家が、ずっと空き家のまま。手放したいけれど、市役所のどこに電話すればいいのか分からない
- 柳井市の解体の補助金が上限150万円に増えたと聞いた。でも、自分の家が対象なのか、いつまでなのかが分からない
- 空き家バンクに出せば次の人が見つかるのか知りたい。遠くに住んでいて、柳井まで何度も確かめに行けない
一つでも当てはまるなら、この記事はあなたのために書きました。
読み終わるころには、次の3つが分かります。
- 柳井市役所の、どの課に何を聞けばいいか(内線番号つき)
- 柳井市の空き家バンクと、解体の補助金の中身と期限
- 手放すなら、壊す前に確かめてほしい順番
難しい言葉は使いません。
ゆっくり読んでみてください。

はじめまして。株式会社Glennの、しらかわだいき です。
山口県で、空き家や古くなったアパートを買い取って、壊さずに直して、次に住む人へ貸しています。
僕たちが直して貸している古い戸建て3軒は、どれも柳井市にあります。
そのうちの1軒は、天井に雨漏りの跡やしみが残っていた家でしたが、直して、いまは人が住んでいます。
柳井市は、僕たちがすぐに見に行ける町のひとつです。
柳井市で空き家をお持ちの方が「最初にどこへ電話すればいいのか」で止まってしまわないように、市と県と国の公式ページと資料だけを使って、相談先を整理しました。
この記事でわかること
- 柳井市役所の空き家の窓口は、聞きたいことで3つの課に分かれること
- 柳井市の空き家率は26.6%で、山口県内の13市でいちばん高いこと
- 空き家バンクは、柳井市への移住・定住を考える人に家を紹介する仕組みであること
- 解体の補助金は上限150万円で、令和8年度は令和9年2月1日まで募集していること
- 手放すなら、壊す前に確かめてほしい順番
結論:柳井市の空き家の相談は、まず建設部 建築住宅課へ

先に答えを書きます。
柳井市で空き家の相談をするなら、最初の電話先は建設部 建築住宅課です。
柳井市のページでは、この課が空き家の相談の総合窓口とされています。
ただし、空き家バンクと税金の話は、別の課が受け持っています。
| 聞きたいこと | 柳井市の窓口 | 電話 |
|---|---|---|
| 空き家の相談全般・解体の補助金 | 建設部 建築住宅課 | 0820-22-2111 (内線241〜243) |
| 空き家バンク | 地域づくり推進課 | 0820-22-2111 (内線461) |
| 空き家の固定資産税 | 税務課 | 0820-22-2111 (内線135) |
出典:柳井市内の空き家の相談窓口|柳井市/空き家の解体を支援します(空き家除却補助制度)|柳井市
3つの課とも電話番号は同じで、つないでもらう内線の番号が違います。
電話がつながったら、「空き家の相談で、建築住宅課をお願いします」と伝えてください。
市役所のほかの相談先
山口県は、宅地建物取引業協会(不動産会社の団体)が、県内8つの支部で空き家の相談に応じていると案内しています。
こちらは、前もって予約が要ります。
壊す・売る・貸す・引き取ってもらうのどれにするかを先に整理したい方は、空き家をどうするか迷ったときの全体ページをご覧ください。
柳井市の空き家率は26.6%。山口県内の13市でいちばん高い数字です
手放したいと考えているのは、あなただけではありません。
(令和5年)
出典:令和5年住宅・土地統計調査の主な結果(県内市別)|山口県
令和5年の国の調査では、柳井市の住宅17,880戸のうち、4,760戸が空き家でした。
空き家率は26.6%で、山口県内の13市の中でいちばん高い数字です。
貸すためや売るために空いている家などを除いた「使われていない空き家」だけでも、3,380戸あります。
出典:令和5年住宅・土地統計調査の主な結果(県内市別)|山口県
柳井市が自分で調べた数字もあります。
「第2次柳井市空家等対策計画」によると、令和3年度に市内の建物30,386件を調べたところ、1,624件が空き家と判定され、空き家率は5.3%でした。
この5.3%は、住宅だけでなく市内の建物全体をもとにした数字なので、国の調査の26.6%とは数え方が違います。
地区ごとに見ると、いちばん高いのは平郡地区の21.9%です。
柳井市の空き家バンクは「移住・定住を考える人」に紹介する仕組みです

空き家バンクとは、空き家の情報を市が集めて、住みたい人に紹介する仕組みです。
柳井市の空き家バンクは、「市内の空き家の有効活用を通して移住・定住促進による地域の活性化を図るため」の制度と書かれています。
家を探す人が利用者として登録できるのは、「本市へ移住・定住を考えられる方」とされています。
つまり、バンクに出した家を見に来るのは、柳井市に住もうと考えている人です。
家を持っている方が登録するときは、次の流れで進みます。
- 地域づくり推進課に、登録したいと申し出る電話は0820-22-2111(内線461)です
- 物件の登録申込書などを出す
- 市の担当者が、家を調べに来る
- 登録が終わったという通知が届く
- 市のホームページに、家の情報が載る
- 不動産業者が間に入って、話し合いと契約をする
出典:空き家バンク制度|柳井市
バンクの家を買う人には、直す費用の補助があります
柳井市には、空き家バンクの家を買った人が使える「柳井市空き家改修費補助金」があります。
直す工事の費用の3分の2、上限60万円(平郡島の家は90万円)を補助する制度です。
使えるのは、バンクの利用者として登録していて、その家に3年以上住む見込みがあり、売主と3親等以内の親族ではない人などです。
ただ、バンクに出しても、住む人が見つかるまでは、毎年の税金と家の手入れが続きます。
不動産会社に「売れません」と断られた家の考え方は、空き家が売れない理由の記事にまとめています。
柳井市の解体の補助金は上限150万円。令和8年度は令和9年2月1日まで

柳井市には、空き家を取り壊す費用を助ける「柳井市空き家除却事業補助金」があります。
「除却(じょきゃく)」は、建物を取り壊すことです。
| 項目 | 柳井市の決まり |
|---|---|
| 補助の額 | 解体の費用(消費税を除く)の2分の1、上限150万円(千円未満は切り捨て) |
| 対象になる家 | おおむね1年を通して使われておらず、いつも人がいない戸建て住宅/個人の持ち物/所有権のほかに権利が付いていない |
| 対象にならない家 | 「特定空家等」になっている家 |
| 対象になる費用 | 柳井市内に本店がある解体業者に頼んで、支払う予定の解体工事の費用 |
| 申し込み先 | 建設部 建築住宅課 0820-22-2111(内線241〜243) |
出典:空き家の解体を支援します(空き家除却補助制度)|柳井市
「特定空家等」とは、そのままにすると倒れるおそれがあるなど、周りに危険や迷惑をおよぼす状態だと市に認められた空き家のことです。
出典:空家等対策の推進に関する特別措置法 第2条|e-Gov法令検索
柳井市のページには、令和7年7月から令和9年度までの3年間の重点の取り組みとして、補助の割合を2分の1、上限を150万円に大きく広げ、条件もゆるめると書かれています。
令和8年度は、予算を倍の1億円にしています。
2026年9月15日に確認したときには、令和8年度の申請件数は69件と載っていました。
出典:空き家の解体を支援します(空き家除却補助制度)|柳井市
ご自分の家が対象になるかは、解体の見積もりを取る前に、建築住宅課で確かめてください。
壊すと、土地の税金が上がることがあります
人が住むための家が建っている土地は、200平方メートル以下の部分について、固定資産税の計算のもとになる額が6分の1になる特例があります。
家を壊して更地にすると、この特例の対象から外れます。
ご自分の土地がどうなるかは、税務課(内線135)で聞けます。
仕組みは更地にしたときの固定資産税の記事に、見積もりの見方は解体費用の記事に、ほかの市町の補助金は山口県の解体補助金の記事にまとめました。
柳井市の空き家を手放すなら、壊す前にこの順番で
解体は、あとから取り消せません。
手放したいと思ったら、次の順番で進めると遠回りしません。
- 家の名義を確かめる亡くなった親の名前のままなら、自分の名前に変える手続き(相続登記)が要ります
- 柳井市の窓口に相談する空き家全般と解体の補助金は建築住宅課、空き家バンクは地域づくり推進課です
- 家ごと引き取ってくれる相手がいないか確かめる建物が残っているうちは「直して使う」道が残ります。家の中の荷物がそのままでも、相談できる相手はいます
- それでも行き先が無いときに、壊すことを考える柳井市の補助金の令和8年度の募集は、令和9年2月1日までです
手放す前に、覚えておいてほしい日が2つあります。
名義の変え方は相続登記の記事に、特例の条件は3,000万円の特例の記事に、家ごと引き取ってもらう流れは空き家の引き取りの記事にまとめています。
柳井市の空き家も、僕たちが引き取れる家・引き取れない家
柳井市の不動産仲介会社に直接話を聞いたとき、隣り合う町どうしでも、借りて住む人の多さが全く違うと教えてもらいました。
だから僕たちは、市や町の名前ではなく、一軒ずつ写真やお話をうかがってから、引き取れるかどうかを判断しています。
僕たち自身が買い取って、自分たちで直して、貸します。
転売はしません。だから、引き取れる家には条件があります。
| 家の状態 | 理由 | |
|---|---|---|
| ○ | 山口県内の戸建て・小さなアパート | 自分たちで見に行けて、直して、管理できる範囲だからです |
| ○ | 家の中に荷物が残ったままの家 | 片付けは僕たちがやります。仏壇や思い出の品は、先にご相談します |
| ○ | 古い家・傷んでいる家 | 直す前提で見ます。柱と屋根が残っていれば、可能性があります |
| ○ | 遠方にお住まいで、家を見に来られない方 | 写真とお電話で進められます。ご来県は必要ありません |
| ○ | 不動産会社に「売れません」と言われた家 | 貸す前提なら、値段の付け方が変わります |
| × | 柱が折れている・大きく傾いている家 | 直す費用が家賃で回収できません。壊すしかない家は、正直にそうお伝えします |
| × | 車が入れない・道に接していない家で、大きな工事が要るもの | 工事の車が入れないと直せません。小さな工事で済むかは見てから判断します |
| × | 土地が他の人のもので、建物だけが自分のもの、という家 | 地主さんとの話し合いが要るため、今はお受けしていません |
| × | 山口県外の家 | 見に行けない家は、責任を持てません |
「買い取り」という言葉を使いましたが、高く買うことはできません。
僕たちが出せるのは、解体費も片付け費も出さずに済むという形です。
それでも「持ち続けるよりいい」と思っていただけたときだけ、進めます。
ご自分の家が引き取れる家かどうか、分からなくて当たり前です。
LINEで、家の写真を1枚送っていただくだけで大丈夫です。
見に行けそうかどうか、僕が正直にお返事します。無理に決めていただくことはしません。
僕が、柳井市で空き家を壊さずに直して貸している理由

僕の祖母の家は、山口県東部の山の方にあって、もう2年ほど空き家のままです。
いずれ譲り受けて、貸すか、宿にしたいと思っています。
それでも手がつかないのは、いろんな思いがあって、家の中の物の処分も進まないからです。
だから、親の家を手放せずにいる方の気持ちは、よく分かります。
柳井市の片野西の家は、錆びて折れそうだった2階バルコニーの手すりを補強し、ボロボロだった畳をいくつか替え、汚れていた洗面台を新しくして、台所は磨いて使いました。
全部を新しくしたのではなく、危ない所と汚れた所だけを直して、次の人に住んでいただいています。
引き取るときは口約束にせず、売買契約を結び、不動産会社に間に入ってもらい、名義の変更は司法書士にお願いしてきました。
僕のところにも何件もご相談をいただいてきましたが、家の半分が植物に飲み込まれそうで、かなり山の方にあり、借りて住む人も見込めない家は、泣く泣くお断りしました。
空き家は、そのままにしておくと傷みが進み、次の人に渡せる道が細くなっていきます。
家を次の人に渡して、そこで新しい暮らしが始まることを、僕は「思い出のバトン」と呼んでいます。
柳井市の家も、壊す前に一度だけ、バトンを渡せないか一緒に考えさせてください。
写真を1枚送るだけの相談
柳井市の家なら、家の外や中の写真と「柳井市」とだけ送っていただければ大丈夫です。
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ご相談について
その空き家、壊す前に一度だけ、写真を見せてもらえませんか。
僕はもともと、山口県で中学校の体育の先生をしていました。誠実に対応することは、そのころから心がけています。
LINEで、家の写真を送っていただくだけで大丈夫です。お名前・ご住所・お電話番号は、最初は要りません。
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1〜3枚と、市や町の名前を送る
(スマホでパパッとでOK)
正直にお返事します
- 僕たち自身が引き取り、自分たちで直して使います。転売が目的ではありません。
- 家の中の荷物は、そのままで大丈夫です。片付けは僕たちがやります。
- 引き取れないときは、その理由も正直にお伝えします。
- 無理に決めていただくことはしません。「写真を見せるだけ」でも大丈夫です。
相談は無料です。送っていただいた写真やご相談の内容を、ご本人の許可なく公開することはありません。
山口県内であれば対応します。岩国市・柳井市・周南市のあたりは、すぐに見に行けます。
空き家をどうするか迷ったときの全体ページ(壊す・貸す・手放すの選び方) / 空き家の相談室(記事一覧)
この記事の参考資料
- 柳井市内の空き家の相談窓口|柳井市
- 空き家バンク制度|柳井市
- 空き家改修費補助金のご案内|柳井市
- 空き家の解体を支援します(空き家除却補助制度)|柳井市
- 第2次柳井市空家等対策計画|柳井市
- 令和5年住宅・土地統計調査の主な結果(県内市別)|山口県
- 空き家相談窓口のご案内|山口県
- 空家等対策の推進に関する特別措置法|e-Gov法令検索
- 地方税法(抄)第349条の3の2|国土交通省
- 相続登記の申請義務化について|法務省
- No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例|国税庁
しらかわ だいき株式会社Glenn 代表/山口県で空き家と古いアパートを買い取り、壊さずに直して貸しています2026年9月の時点で15戸を持ち、14戸に入居していただいています。古い戸建てを3軒、自分たちで直して貸してきました。
妻と息子と、山口県で暮らしています。家賃で家族を養っているので、引き取れる家と引き取れない家を、正直にお伝えします。
